ゴムの木

初心者から一歩踏み出す

慣れないことは習慣化した方がいい

運動を続けたい。

読書にハマりたい。

秋といえば、何かに打ち込みたくなる季節。

でも、「○○をしよう!」と思い立ってもなかなか続きませんよね。

その原因は、目標が大きすぎるから。

ばかばかしいぐらいに小さい目標から始めると、案外続くものです。

時速100kmで走りたいからといって初速で時速100kmは出せない

自動車で時速100kmで走行したい場合でも、アクセルを踏んだ瞬間から時速100kmになるわけではありません。時速5km、10km…とだんだん出力が上がっていって100kmに至るわけです。

文字にする必要もないくらい当たり前のことですが、人は意外と自分のことを過大評価しています。

「毎日30分走ろう」

「毎日1時間勉強しよう」

「さあ、今日から頑張るぞ!」

秋を迎えてキラキラしているあなたに、あえて私はこう言いたいのです。

頑張るな、と。

「頑張る」は思っているより気力を消耗する

何事も思いつきたては一刻も理想の状態へ近づきたいという気持ちが大きいはず。だから、多少ノルマがキツくても頑張れてしまいます。

しかし、三日坊主という言葉がある通り、憧れの持続時間はとても短いものです。

あっという間にハードルが上がっていき、超えることができなくなり、やめてしまう。

最初に目標設定したあなたはこう思ってはいなかったでしょうか。

頑張りさえすれば、毎日30分走ることができる」

頑張りさえすれば、毎日1時間勉強し続けられる」

「頑張る」とは、あなたのポテンシャルの100%を超える行為です。

必殺技のように、たまに出すことはできても出し続けることはできません。

時速100kmを出したいなら、まず時速5km、いや2kmぐらいから始めるべきです。なぜなら、動き始めるまでが一番大変だから。

まずは頑張ることをやめましょう。最初が一番大変なのに、最初に超える壁が高すぎては元も子もないのです。

これらを踏まえると、あなたが本当に設定すべき目標は…

頑張らなくても毎日5分は歩けるかな」

頑張らなくても毎日1ページは本が読めるかな」

これです。

これの『頑張らなくてもこれぐらいは、まあ』こそがあなたの本当のマイルストーンであり、習慣化への第一歩です。

考えるな。

さて、人は意思決定をする際に時間と気力を消耗します。

スティーブ・ジョブズが同じ服をたくさん持っていて着続けたのも、気力の消耗を最低限に抑えたかったからだと言われています。

確かに、毎朝「う〜ん、今日はこの服にしよっかな〜」とダラダラ悩み続けると、時間も気力もムダになりそうですよね。優先順位がさほど高くない事項は、思い切って自動化してしまうと良いということです。

この自動化と習慣化はほぼ同じ関係にあります。

たとえば、歯磨きをする際に毎回「今日は左下から磨こうかな?あと歯ブラシも黄色がいいな…歯磨き粉も何にしようかな〜」とは考えませんよね。

おそらく、自分がどこから歯を磨き始めるのかも、訊かれてすぐに答えられる人はいないと思います。それほどに無意識で行っていることです。

時間が来たら、特定の場所に行ったら、必ず行うこと。

これが自動化であり、習慣化された行動です。

このように、先ほど決めた小さな小さな目標を習慣に組み込むことで初めて、継続するルーチンが出来上がります。

ばかばかしいぐらいに小さい目標を立てよう

アメリカのライター、スティーヴン・ガイズ氏は著書『小さな目標』(ダイヤモンド社)の中で、

「まずは腕立て伏せ1回から!」

「文章は50文字書いたらOK!」

といった例を挙げています。

笑ってしまうくらい小さな小さなノルマですが、やり始めると意外とそれを超えてやってしまいます。

さて、あなたの秋の目標は何でしょうか。

まずは、小さい目標を立てることを一つめの目標にしてみてください。

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